19世紀〜　ロシアアンティーク　ブロンズ製十字架　 西洋骨董のコレクターからの入手品です。 19世紀ごろのロシアのものとなります。 所謂ロシア十字(八端十字架)ではないので、正教会系のものでは無さそうです。 十字の中心には磔になったキリスト像が施され、四方には十二人の聖人の姿が刻まれています。 十字の縁を彩るように繊細な細工が刻まれています。 十字のトップの部分に小さな穴が開けられ、紐や釘を通して吊るせるようになっています。 ずっしりとした重みを感じる一品ですが、キリストや聖人の姿がどことなくデフォルメされており、宗教的な重々しさを軽減しているような印象があります。 モノとしての存在感はありますが、ディスプレイしていても過剰な重さを感じさせない不思議なバランス感をもった十字架となっています。 裏面をよく見ると修復したような形跡が見られますが、いつの時代の修復跡かは不明です。 正面には特筆するダメージや汚れ、錆などの見られない状態です。 入手当時に入っていた桐箱をお付けしますが、箱のサイズが合っていないため蓋がしっかりと閉まりません。 時代なりの古傷やスレ、クスミなどは感じますが、経年を考えれば良好な状態かと思います。 古いお品物ですので、アンティーク品に不慣れな方は購入をお控え下さい。 説明には考証の確かではない部分も含みますことをご理解の上、ご納得の上での購入をお願い致します。購入後のご要望にはやご質問にはお応え致しかねますので、予めご了承下さい。 素材　真鍮(推測です) 大きさcm 若干の誤差はご了承下さい。 縦20.8 横16.4 厚み2 #古道具坂田