■商品名
紀伊国屋書店 山城少掾 大正・昭和の文楽を聞く
山城少掾は、文楽太夫の第一人者として、その力強くも情感豊かな語りで多くの人々を魅了しました。
このシリーズは、通常のSPレコードよりも長時間録音が可能だった、
いわゆる「幻の長時間レコード」に録音された音源を、最新の技術でデジタル化し、高音質で蘇らせたものです。
収録されているのは、文楽の三大名作である『仮名手本忠臣蔵』、『義経千本桜』、『妹背山婦女庭訓』をはじめとする、
通し狂言の名場面です。
『仮名手本忠臣蔵』:
「殿中刃傷の段」や「判官切腹の段」など
『義経千本桜』:
「道行初音旅の段」や「鮓屋の段」など
『妹背山婦女庭訓』:
「道行恋の苧環」や「妹山背山の段」など
これらの録音は、山城少掾がまだ若く、芸の絶頂期にあった頃のものとされており、
当時の太夫の息づかいや、四世 鶴澤清六の三味線との息の合った演奏を、臨場感たっぷりに楽しむことができます。
このCDシリーズは、単なる名演集というだけでなく、
日本の伝統芸能である文楽の歴史を記録した、非常に重要な資料です。
明治から昭和にかけて、文楽が大きな変革期を迎える中で、
山城少掾がどのように芸を確立していったのかを知る上で、かけがえのない音源と言えるでしょう。
文楽に興味がある方にとって、このシリーズはまさに必聴の価値があるものです。
※動作未確認品です。
■動作保証期間:1週間(到着日より有効)
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