実家の倉庫に眠っていた吸い物椀です。
木箱には 洗朱 吸い物椀と書いてありました。
昭和3年6月に購入したようです
どこで作られた漆器かはわからないのですが、写真10.11の袋に入っていました。
堅地家具師 文吉 は読み取れるのですが、そのほかはわかりません。
古いものですが、他にもいくつか吸い物椀があるので、日常的には使われてなく、使用感がほとんどなく大変綺麗です。
椀の縁はとても薄いのですが、綺麗な丸みで歪みもほとんどありません。
さすが堅地家具師の作ったものという気がします。
洗朱のようですが、朱の色が明るく華やかです。
菊水と袋にも書かれていましたが、蓋には菊と水が金彩で描かれています。
10客中1つ椀が欠けていましたので9客としましたが、それも含めてお送りします。
写真6
スレは目立つものはありません。蓋の欠け以外目立つ傷まありません。
模様ではないと思われる金彩がついているものがあります。
塗りムラのようなものがあります。写真7.8
この良さを理解し、活かして使っていただける方にお譲りした方がいいかと思い出品することにしました。
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