大正から昭和時代の染織作家である山鹿清華(やまがせいか)の袋帯です。
伝統的な技術を取り入れながらも、現代の意識を盛り込んだ創造性豊かな作品を数多く製作し、染織の絵画的芸術性を高める先導の役割を果たします。
後に手織錦を研究創案して織物に立体的表現を取り入れました。
パリ万博工芸博では大賞を受賞し、海外からも高く評価され文化功労者にも認定されています。
また日本芸術院作家に認定された作家は山鹿清華氏1名だけです。
全体に織り込まれた銀糸と立体感のある織味、デザイン性のある文様が個性的な着姿を演出します。
たれ先上に作家物の落款が配されています。
芯のない薄手の本綴れですので締めやすいかと思います。
訪問着、付け下げ、色無地、小紋、紬の着物に合わせてご愛用いただければ幸いです(^^)
●色:
白銀色
●サイズ:
長さ 約440cm
幅 約31.5cm
素人の採寸ですので若干の誤差はご了承ください。
●素材:
正絹(金属糸除く)
●状態:
着用してありますので胴回りの折シワがありますが、綺麗で状態は良好です。
新品ということをご理解いただいた上でご購入をお願いします。
●その他、注意事項:
お使いのモニターによって見える色に違いがありますので、微妙な色を追及されている方はご注意ください。
【 #山鹿清華 やまがせいか】
1885年3月12日生まれ
1900年より西田竹雪、1902年神坂雪佳に師事
1919年 新工芸院設立、彩工会を創立する
1925年 パリ万国工芸博大賞受賞
1932年 帝展審査員
1943年 文展審査員
1946年 京都工芸美術作家協会理事長
1950年 日展運営会参事
1952年 日本芸術院賞受賞
1957年 日本芸術院会員、日展運営会理事
1958年 日展常務理事
1965年 勲三等瑞宝章受章
手織錦を創案し、織物に立体的表現を取り入れた
1969年 日展顧問、文化功労者
1974年 勲二等瑞宝章受章
他にも着物、帯、和装小物、アンティーク、ブランド作家など多数出品中です♪
こちらから是非ご覧下さい #かふぇきもの
#袋帯
カテゴリー:
ファッション##レディース##着物・浴衣