フォクトレンダーのレンズシャッター式レンジファインダーカメラ、Vitomatic IIです。(Made in Germany)
フォクトレンダー(Voigtländer)は、世界最古のカメラメーカーと言われているオーストリア(後にドイツ)のメーカーで、現在は日本のメーカー、コシナが商標を買い取ったために日本のメーカーだと思われていますが、実は100年以上(光学機器メーカーとしては200年以上)の歴史があります。
Vitomatic IIは、1958年発売のレンズシャッター式レンジファインダカメラで、セレン式の連動露出計が付いています。
レンズは、Color-Skopar 50mm / F2.8というカールツァイスのテッサーと同等の3群4枚構成の明るいレンズです。
シャッターは、Prontor SLK-Vで、1/300~1/1s+Bです。
商品のコンディションは、以下のとおりです。
・本体にキズ、汚れ、へこみはありません。年代的に考えれば、かなり綺麗な個体です。
・レンズに、キズ、カビ、曇りはありません。ホコリは少しありますが、撮影に影響は無いと思います。
・シャッターは、全速正常作動しています。(年代的に、精度についての保証はできません。)
・ファインダーは、若干曇り気味ですが、可視性は良好です。レンジファインダー機構(ピント合わせ)も正しく作動しています。
・セレン式露出計は、正常に作動しています。(年代的に、精度についての保証はできません。)
・フィルムカウンター、裏蓋開閉機構、フィルム巻き上げ機構、セルフタイマー等の各機能も、正常に作動します。
・フィルム忘備録ダイヤルに一部文字カスレがあります。(撮影機能には全く影響はありません。)
革製の専用カメラケースが付属します。(前オーナーの書き込みがありますが、それ以外はかなり綺麗な状態です。ケース上部にセレン露出計のデフューザーが付いています。)
フォクトレンダーのカメラ特有のギミックがふんだんに使用されているため、使い方がちょっと難しいのですが、以下のページが参考になると思います。
https://blog.goo.ne.jp/oban3/e/276a10937f904748f9ad02b2508b5d4e
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