NO.454
⭕️希少 岩手県紫雲石硯(2代 佐藤鉄三郎)
⭕️石紋綺麗
[1] 縦 208mm
[2] 横 136mm
[3[ 厚み 15mm 重さ 606g
[4] 作硯者 2代 佐藤鉄三郎
[5] 彫刻サイン 東山紫雲名石
[6] 箱 別鎌倉彫木箱(243mm✖️197mm✖️43mm)
[7] 程度 目立つキズや汚れは無いが、歴史を感じる細かいスレは見られます。
[8] 形状 自然石硯
◉原石は、古生層輝緑凝灰岩で、岩手県大船渡や一関の周辺で僅かに産出し、普通は小豆色で紫雲状の斑紋と緑色の円形斑紋が入っています。特に、東磐井郡の石材は昔から正法寺石と言われ、古くは藤原三代の頃から生産された歴史があります。
○この作品は、楽に半世紀以上前で、自然石を十分に生かし、縦が20cmを超えて比較的大型となっています。
厚みは15mmと比較的薄くて軽く、使い易くなっております。
石紋は、丘と海には紫雲石特有の淡い白紺が星雲様に散らばり、小豆色地と混在してとても綺麗に現れています。
硯縁と硯陰は小豆色が綺麗です。
硯陰には、産地の東山紫雲名石とあり、石の字の口の上に点があるのが、鉄三郎匠の特徴となっています。⭕️(画像18.19には、鉄三郎匠が85歳作のコピー資料を添付しました。)
現代の4代佐藤鐡治匠の祖父の作品ですので、古さを感じとってください。是非、ご一考下さい。
※画像20は、鉄三郎の子、三代幸雄の資料写を掲示しました。
◉歴代の作硯者
(山本儀兵衛)
初代 山本幸次郎
2代 ○佐藤鉄三郎 1883年生まれ
3代 佐藤幸雄
4代 佐藤鐡治 元教員、現在90歳で活躍中
◉参考
雄勝硯 唐龍斉 遠藤盛行 雨畑硯 峯硯 雨端硯 静軒 弥兵衛 龍渓硯 鍋倉龍渓硯 若田硯 高田硯 諸鹿石硯 赤間硯 堀尾卓司 信夫 玉峯 玉池軒 昭竜山 唯石 高島虎斑硯 小久慈硯 那智黒硯 光峯 玉石 紅渓硯 羊堂
屋久島硯
◉神経質な方はご遠慮下さい。
※画像にて十分ご確認下さい。
※私のプロフィールを一読下さい。
※私の今迄に掲示した作品をご覧下さい。(他に70点程あります。)
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